現在、不妊治療をしている方は自治体に不妊治療補助金に関する手続き申請をすると不妊治療補助金がもらえます。
このシステムは2016年から改正されるとのこと。
42歳までの人の場合、不妊治療補助金は適用されますがそれ以上の年齢になると補助金は出ません。
補助金適用の年齢から不妊治療を始めたとしてあと数か月したら補助金適用年齢からはずれてしまうなど問題点が多いなぁと感じます。
不妊治療に関してはさまざまな治療がありますが、その治療全てが保険適用になってくれさえすれば、治療している側の金銭的な負担は軽くなるのになぁって思うのです。
財政が厳しい状態である事は百も承知しているのですが、医療負担制度をほんの少し変えて遍く国民から確実に徴収できれば医療問題はある程度解決できるのではないかな?とも思います。
ご老人方には申し訳ないけれど、そのご老人方を支える為にも子供には増えてもらわねばなりません。
年金で暮らしているからとおっしゃるご老人は多いかもしれませんが、働いている中年層でも厚生年金を支給されているご老人より所得が低いなんてことあるのですよ。
国民年金で月々に5万円程度しかないご老人は別として、結構な金額を支給されているご老人方には医療費も2割程度はご負担願いたいなぁ。
私はあともうちょっとしたら年金で暮らすであろう年齢になります。
それでも思うのです。
家に湿布が溜まっていたり、飲まない薬を処方してもらって家にたんまり薬が残っているご老人を存じておりますが、それこそ本当に具合が悪い時には病院に行かないというか行けない?そんな老人の病院会合事情を知りますと、もうちょっと若い世代の人達のことを思ってくれないかしら?と思います。
その他医療費に関してですが、生活保護世帯は無料ですよね。
生活保護世帯の方にもできれば一割くらいはご負担願いたいところです。
私がここまで医療費に限らず少々の負担を覚悟していただきたいと思うのは、全ては若い世代の人たちのことを思うからです。
これから子供を産みたいという人達が子供を産んで育ててくださらなければ、福祉に関して年を取った人を支える若い世代がいなくなるってことなんです。医療制度のみならず日本という国が破たんするやもしれませんぞ。
子供がほしいのにできない。治療したいけれど金銭的に苦しくて治療を継続できない。
悲しいかな子供を産む前から膨大な費用をかけて不妊治療をしなければならない人達を補助する政策はまだまだです。何とか支えてあげたいと思うのです。ただでさえ精神的、肉体的にも辛い治療なのですよ。本当につらすぎる治療でございます。
これは経験した人にしかわからないことです。ほんとうに辛い辛い治療の一つです。
その治療によって元気な子供を授かり、その子供が社会人になってくれる事で上の世代の人たちは支えられることになるのです。
国家のしくみは複雑ですけど、若い世代が国を支えるという構造だけは明白です。
2016年から、ほんとうに不妊治療補助金制度が変わると決定したのかしら?
卵の状態が云々という言葉が、この不妊治療補助金制度の中ではでてきておりましたけど、若いうちに卵の採取をしておいて冷凍保存しておけば、43歳の子宮でも育ってくれるのではないのかしら?
ここらへんの話になってくると医師や研究者の話にもなってくるのでしょうけどね。
できればですが、50歳まで不妊治療保障制度をとは言いません。
もう少し国は不妊治療に臨んでいる多くの人々の声を吸い上げてくれないものでしょうか。

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